幻の小麦とよばれる
「ハルユタカ」の日本有数の産地
外国産頼みだった分野に果敢にチャレンジを続け、今や江別の顔として「ハルユタカ」は広く知られるようになりました。
また、江別では「ハルユタカ」の他にも「ホロシリコムギ」や「春よ恋」などのブレンドに適した小麦が生産され、パン・めん・スイーツ・ビールなど江別産小麦を加工した商品も多く販売されています。
江別が誇る農産物
江別市は大消費地に位置することから、畑作・肉用牛の他、露地野菜や施設園芸など多彩な品目の農産物が生産されています。中でも、ブロッコリーは道内有数の作付け面積・収穫量を誇ります。
そういった背景から、江別市では作り手の顔が見える農産物の直売所をはじめ、貸し農園の開設や女性農業者による農産物の加工、料理教室など農業者と都市住民との交流を促進しています。
やきもののまち
江別のれんがは北海道遺産
現在でも国内屈指のれんがの生産地です。江別のれんがは、北海道遺産に登録されています。
また江別はやきものに適した土壌も豊富にあり、古くは縄文時代の土器も出土しており「江別式土器」と呼ばれています。
戦後では、釉薬の研究者だった小森忍氏が晩年窯を置き、活動の拠点としていました。その後の陶芸ブームの後押しもあり、現在は数多くの窯元が活動を続けています。
江別産米100%使用
特別純米酒 「瑞穂のしずく」
「瑞穂のしずく」は江別産の酒造好適米「彗星」を100%使用しています。
「彗星」は毎年5月頃の田植え作業から始まり、9月末ごろに収穫されます。収穫された「彗星」は栗山町にある小林酒造㈱にて特別純米酒「瑞穂のしずく」として醸造され、12月末から1月初旬ごろにしぼり作業が行われます。
平成22年からは「瑞穂のしずく」の酒粕を使った商品が市内の飲食店や加工品生産グループによって開発され、酒粕を使った甘酒やシチュー、スイーツなどの人気も高まりつつあります。
江別が誇る農産品
えぞ但馬牛
高い肉質を誇る兵庫県但馬牛系統を昭和46年より導入し、地域の中で改良増殖してきた江別育ちの黒毛和牛が「えぞ但馬牛」です。
「えぞ但馬牛」は生まれた仔牛は母牛と一緒に育てられ、夏は広大な牧場、冬は暖かい牛舎の中でのびのびと育てられます。
こうして成長した牛は、良質な脂肪交雑とやわらかい食感で道内外から高い評価を受けています。
「えぞ但馬牛」は、年に数回、江別市民会館で行われる直売会や、えべつ農業まつり等のイベントで購入いただけます。